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2009年3月10日 (火)

心温まる話を

ある食品店でアルバイトしております。調理に食パンを使います。
業務用の食パンなので、1本の長さが通常の食パンなら5斤分くらい。
パンはスライスされた状態で運ばれてくるのですが、長い食パンの両端の耳の部分、ここはいつも廃棄しています。
これがとても勿体無いと思っていました。
そこでその耳をもらってきました・・・朝食のときにトーストして食べようかなと思い。
恥ずかしかったけど、本来美味しく食べられるものだし。

私は祖母の一戸建てに居候させてもらっています。
・・・自分の夢の為に甘えさせてもらってます。

夕方に帰ると祖母が茄子の天ぷらを揚げておりました。
持って帰ってきたパンの耳を見せると余った天ぷらの衣をつけて揚げてくれました。
「そのまま食べるよりいくらかマシでしょ。」なんて言って・・・。
そして揚げたての衣のついたパンに砂糖をかけて美味しく頂くこととなりました。

正直パンの耳を油で揚げるなんて、油っこくなるし・・・って思いました。でもパンを揚げる祖母の顔を見るととても和み温かいものを感じました。パンの耳でも大そうなおやつであった時代があったわけです。美味しくそれを食べえた時代があったわけです。だからこそにじみ出てくるその表情に、グッと来ました。

なんだかとても幸せな出来事でした。

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