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2010年6月

2010年6月29日 (火)

鞄ができました・・・次は沖縄です

鞄がやっとできました。
安い革で試作したりして、恐る恐る型紙を決め、
やっとできました。

いくつものトラブルもありましたが・・・なんとか。

デザインは結構男っぽいですが、女性物です。
・・・シンプルでザックりとした感じが良いという希望で
ずっしりと重みもあります。

とはいえ温かみを出したかったので金具は金色にしました。
ポケットは外に1つ、中に1つ。裏地はシンプルに生成りの頒布を使いました。
中に金色のキーホルダーが2つついてます。

ヌメ革を使用して、オイルを何度も塗り混みました

このあとワックスも塗るので、注文主の持っている一眼レフで撮影しなおそぅ

次なる製作は「沖縄的なもの」
良いのができれば・・・沖縄のお店でで売ってもらえるかもしれないので
挑戦してます

鞄の写真はとりあえずこんな感じです。
(・・・白い大きな布が無くて、とりあえず革を背景にして撮影)

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2010年6月23日 (水)

最近作ったものです・・・そしてバッグを製作中

最近作ったものです。ブックカバーが多いですが。

こちらは女性が使うので、かわいらしい布があったので、合わせてみました。
残念ながら不評。。。
革製品に生地を使う場合は、うまく使わないと安っぽく思われるようで。。。
それでも布と革のコンビには興味があるので、そう思われない、使い方、技術を研究しないと。(特別なサイズの本のカバーなので、とりあえず文庫本で撮影)

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そこで布をいじってみまして…自分の新書版ようのブックカバーを作ってみました。
布の扱いは難しいです。裁縫の教室でも行こうかと考えたりしてます。

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こちらもブックカバー。シンプルなものが良いということでこんな感じに。

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こちらはパスケース。

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最近はとりあえずこんな感じでラッピングしてます。

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今、鞄を製作してます。注文主様・・・しばしお待ちを。。。

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2010年6月 6日 (日)

ルーシー・リー(Lucie Rie)展

とても行きたいなと思っていた国立新美術館で開催中のルーシー・リー展に行ってきました。
これがとても良かった。素晴らしい作品は泣けてきます。

ルーシー・リー展ルーシー・リー展

まず簡単に紹介しますと。
ルーシー・リー(Lucie Rie:1902-95)は20世紀のイギリスを代表する陶芸家です。
オーストリアの裕福なユダヤ人の家庭に、ウィーン工業美術学校で陶芸を学びました。その後建築家ヨーゼフ・ホフマンらも所属していたウィーン工房で働きます。時は世紀末、彼女もウィーン・セセッションの影響をを受けた作品を残しています。本展でもウィーン時代の作品が展示されていますが、華やかな色彩の作品は、クリムトのをはじめとする世紀末芸術に漂うどこか寂しげな印象がありました。

その後、ナチスの迫害を逃れる為にイギリスへ亡命します。ロンドンの小さな家に工房を設け、創作を続けました。ですが戦争が激しくなるとそれも困難となり、工場で働かねばならいこともありましたが、陶製のボタンの製作して家計をつなぎました。イギリスでは陶芸界を引っ張っていたバーナード・リーチとの親交が生まれます。英国陶芸界におけるリーチの影響はかなりのものだったそうで彼の批評で作品の売れる売れないが決まってしまうほどでした。彼女は当初リーチのアドバイスを受け入れながら創作を続けます。リーチはロンドンで高村光太郎と出会い、日本に興味を持ち何度も来日しています。民藝活動の柳宗悦との親交もあったため、彼の作風は日本の要素を含んでいました。ですがルーシ・リーはリードの作風を好まず、独自の道を歩み始めます。その歩みが本展の見所な分けです。

彼女の造形はシンプルで誰もが受け入れやすいものではないかと思います。バウハウスの影響もみられるように、とてもモダンでどんな部屋に置いても映えます。自己満足の作品というより一人でも多くの人に美しく映るものを作りたい、そんな作品は凛としたものがあります。

彼女が自然の力と共に生み出す色と質感…時に繊細で、時に荒々しい。陶芸は芸術であるけれど、建築のように創作の為に科学的な知識が要求されます。釉薬の調合や釜の温度設定はデータを蓄積することと経験が不可欠で、彼女の生み出す色と質感が地道に努力した賜物であることは彼女の膨大な釉薬ノートが物語っていました。それでも、釜へ入れて思い通りになることは半分程度、でも逆に奇跡が起きることもあるわけです。

ルーシーばあさんの仕草はなんとも愛嬌がありました。轆轤(ろくろ)を回すときはその回転運動に同調するように頭と首が微妙に揺れ、回転運動が終わると頭の揺れも止まり、鋭い眼光で作品のバランスを見る。そして修正の為に轆轤を再びまわせばまた頭が揺れ始める。もう一つ、作品を釜から取り出す様子。工房では天部の開く釜を使っていて、釜の底から作品を取り出すときは落ちてしまいそうなほど身体を乗り出したりと。

激しい時代を生き抜きながら、ただただひた向きに作品を作り続けた素敵な女性。理論云々でなく、ただただ美しさを追求し続ける芸術家。
陶芸が好きな人はもちろん、芸術が好きな人、デザインやインテリアが好きな人、ものづくりをしている人、料理が好きな人、美しいものが好きな人、

きっと気付かされるはずです。やらなければならないと思っている何かを。

国立新美術館で6月21日までやっています。ぜひ。

追伸

音声ガイダンスをレンタルすることをおススメします。各セグメントごとに文章の案内がありますが、ナレーション(樋口可南子さん)を聞きながらの方が素晴らしい作品に集中できると思います。

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