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2010年9月20日 (月)

テレビとマスコミとネット・・・apple TV とgoogle TVにみる可能性

僕はマスコミがあまり好きではない。
日本のマスコミは力が強すぎる。マスコミの役割は強いものに立ち向かう、真理を追究するというところにあって欲しい。
素直なのか他人任せなのか、新聞やテレビでそれなりの肩書きをもった人が話すことをすべて正しいと思っている人が多過ぎる。
民主主義は一人ひとりが考えて初めて成立するにもかかわらず、政治や経済について考えることはすべてマスコミに丸投げ。
政治というのは自分が肌で感じる部分から考えていくのが良いのだと思う。そこから入って、互いに意見を交換させながら、形にされるべきだと思う。
そうしないと流されるままになってしまう。

僕は小沢一郎さんに総理をやってほしかった。
あれだけ政府とマスコミが袋たたきにする(つまりは恐れている)小沢さんがどんな政治をするのかが見たかった。
テレビの討論でも管直人さんは手段は知っているのかもしれないけど、首相として求められる政策について自分の意見を持っていないことが明らかだった。
小沢さんが根本的なところから考えているのに対し、菅さんはこれを言っとけばこの場は何とかなる、そんなことばかりだった。
代表戦当日の演説も酷いと思った。
小沢さんが自分の言葉で政策を語ったのに対して、
菅さんは民主党の遺伝子は素晴らしい、民主党は開かれている、みんなで頑張ろう見たいな事を言って誤魔化した。
こんな大事な演説でボロが出るから政策の話はナシにしよう、何て人に日本は立て直せない。
それでも菅さんは勝てた・・・有言実行内閣なんて、よく言ったもんだと思うけど。
この代表戦だってマスコミの小沢一郎滅多打ち作戦をした結果、党員サポーター票が管サイドに集まったからで。

最近出ずっぱりの池上彰さん。彼のの解説はわかりやすいけど結論を言わない。僕は池上さんが結論を言わないことに好感を持っている。
わかりやすく解説してくれて多面的な材料を用意して、さあこの後は自分で考えてみてください、というのは本来のマスコミの役割だと思う。
池上さんとしては、マスコミの本来のあるべき役割を果たしたいという気持ちもあるだろうし、
本当によい結論を言えばマスコミから干されてしまうということをよく承知しているからなのだと思うけど。

新聞の発行部数は減り続け、テレビも広告収入が入らず質が下がり、若い世代を中心にテレビ離れが進んでいる。
地デジへ移行する際に、電波方式と光ファイバー方式が考えられていたという。
決まったのは勿論電波方式。光ファイバー方式はなんだったかというと、NTTの光ファイバーがだいぶ網羅しているから、未開設の場所にプラスアルファするかたち。
でも何故か・・・、だいぶお金のかかる電波方式になった。

今年の3月15日から東京や大阪のFMラジオ、AMラジオがネットで、その後5月からiPhoneでも聴けるようになった。すごく便利だ。
建前としては、電波環境が悪くラジオの聴きにくい聴視者のためのサービスとなっている。
これは電波を管理する総務省への言い訳。勿論本音はテレビ以上に広告収入減に悩むラジオ業界が電波に縛られていては死活問題になるから。
確かにラジオは音声データなのでで映像データだいぶ小さい。
でも、PCやスマートフォンに載せるソフトを無料配布するだけでデジタル化できちゃった。

最近誰もが感じているのは、テレビプログラムの質の低下
団塊の世代あたりはテレビを見ることが生活の一部として染み付いているし、
バラエティは見ないまでも、ニュースや報道は見る人が多い。
せっかく来年2011年7月から電波方式による地デジが始まるけれど、

ジリジリとネットとテレビの接続の環境が整ってくる。
環境面では光ファイバーのブロードバンド化はますます進んでいるし
無線のネット接続もWIMAXが始まっている。
そしてコンテンツとしてはapple TV とgoogle TVがそろそろ本腰を入れてくるようだ。
SONYもはじめからgoogle TV機能を搭載したものを発売する
(Google、テレビ向けプラットフォーム「Google TV」発表 ソニーと提携)

これまでテレビというマスコミは、政府と新聞社系マスコミと大企業の既得権益が頑丈な一枚岩になっていた。
でもそれが、崩れるつつある。

政府が電波を管理することから解放される。
PanasonicやSONYはテレビを売りたいとすればネットとの接続を急ぐ。
ネットからのコンテンツが増えれば、テレビの画面上での大手マスコミの重要性は減る個人でもUSTREAMEで発信することができるわけだし、情報発信は質を争うものになり、決してマスである必要はなくなってくる。

そして、情報の選択性が高まり
是が非でも多様性の時代がくる
情報から、もう少し民主的な社会が来るかもしれない。
それが政治や経済へと波及していくことを望みます。

Apple TV対Google TV、勝つのはどちらか
新しいApple TVは大きな野望への第一歩か?
Google TV、来年世界へ Chrome OSタブレット計画も

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